ベッドに横たわる老人と訪問医療に来た医師達

インプラントに掛かる金額の相場はどれくらい?

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インプラントで治療をしたいと考えていても、治療費が高そうで二の足を踏んでいるという人は多いことでしょう。
いったいインプラントに掛かる金額の相場はどれくらいなのでしょうか。

インプラントは健康保険を使うことができない自由診療となるため、治療費を100%負担しなければなりません。
そのため他の虫歯の治療と比べて高額になってしまいます。
しかし、治療費は各歯科医院が自由に決めていますので、同じ治療をした場合でも歯科医院によって金額がかなり異なることがあります。
また、顎の状態などによって治療方法が大がかりになることもあり、その場合は相場をかなり大きく上回ってしまう可能性も高くなります。

インプラントの全国的な相場は35万円から45万円程度です。
10万円も相場に差があるのはどのような治療法が採用されるかによって金額が異なってくるからです。
たとえば、顎の骨に埋め込む人工歯根のフィクスチャーとその上に取り付け人工歯の土台となるアバットメントが一体型となっているタイプと、なっていないタイプでは手術の回数や手術代が異なってきます。
また顎が薄い場合は顎を再生する治療が必要となり手術代はその分高くなります。

また、35万円から45万円という相場は1本につきの金額であり、もし2本、3本と増えると金額はその分高くなります。
ただ必ずしも2倍、3倍と高くなるわけではありません。
仮に総入れ歯をすべてインプラントに変える場合でも、4本の土台となるインプラントだけで他の歯はブリッジのようにつなげていくことで金額を大幅に抑えることができます。

インプラントの金額の内訳は手術代やインプラントの部品代のほか、検査代やその後のメンテナンスにも費用がかかります。
通院期間に関しては1日から2週間程度で良い場合と半年程度かかってしまう場合とがあります。
通院回数は少ないのですが、次の治療まで期間をあけなければならないからです。
フィクスチャーとアバットメントが一体型ではない場合は手術の回数が2回となり治療期間も長くなり、その分費用も高くなります。

なお、相場に対して大幅に安い歯科医院もあります。
たとえば10万円台で治療が可能としている歯科医院も少なくありません。
営業努力により部品を安く仕入れたり、利幅を抑えることで治療費を安くしているわけですが、治療の質が悪いわけではありませんので、近くに10万円台でインプラントができる歯科医院があればおすすめです。
なお、10万円以上かかった治療費は医療費控除の対象となるので領収書はきちんと保管しておきましょう。